目の下のクマは病気のサインかもしれない!
私は目の下にクマができることがそれほど多くはありません。
そのせいか、鏡を見た時に目の下がドンヨリしていると、寝不足だったかなとか、ストレスなのかな、なんて原因を考えてしまいますね。
でも私の友人の中には、かなり慢性的に目の下がドンヨリしている子がいて、彼女が言うには、クマができるのは毎日のことだから、できていても気にならないし、コンシーラーなどで隠す習慣がついているからそれほど考えもしない、とのこと。
きっと何事でもそうなのかもしれませんけれど、日常的に起こる不調やトラブルだと、慣れてしまうので原因についてはあまり深く考えなくなってしまうのかもしれませんね。
目の下にくっきりとクマができてしまう原因の中には、病気による症状という可能性がありますよ。
たまにできても翌朝には改善しているとか、色素沈着のように茶色くシミのようになっているものなら、病気という可能性は低いでしょう。
でも、もしなんとなく目の下が暗くなっていて、生活習慣を変えたりマッサージなどをしても変わらなかったり、症状がひどくなるような気がする場合には、速やかに医者に行くことをおすすめしますね。
鉄欠乏性貧血とはどんな病気なの?
鉄欠乏性貧血というのは、血液中に鉄分が不足してしまうために起こる貧血のことですよ。
血液の中の赤血球にはヘモグロビンが含まれていて、これが血の赤さを担っているわけですが、ヘモグロビンが不足すると血液を新鮮な赤に維持する働きが鈍くなり、血液が赤黒くなってしまいます。
また血行が悪くなるので、その赤黒くなった古い血液が停滞してしまい、皮膚が薄い目の下だと目立ってしまうというわけですね。
この病気は、食生活を改善することで自然治癒できることが多いのですが、ひどい場合には日常生活にも影響が出るので、病院で診察を受けることが必要ですね。
私も若い時にはかなり貧血がひどく、その時には目の下もなんとなくドンヨリしていました。
できるだけ早期発見と早期治療がおすすめの病気ですよ。
病院で治療する場合でも、入院の必要はなく、鉄剤を処方してもらって飲むという治療になるので、仕事を休んだり、家族に迷惑がかかることはありませんから安心してくださいね。